米国解脱教会について
解脱教会の歴史
アメリカにおける解脱は、清田憲祐・岸田英山という解脱金剛尊者の二大弟子が中心的パイオニアとなって創設され、布教開拓がなされてきました。
1950年代初頭、岸田英山(以下、岸田総長)とマザー清田は定期的にロサンゼルスを訪れるようになり、ある会員宅で感謝会が開かれるようになります。現在、感謝会をはじめ種々の教会行事は教会の施設において定期的に開催されており、また北カリフォルニアとロサンゼルス地区の会員宅において茶話会が開かれています。
その後数十年にわたって、岸田総長、マザー清田をはじめ、日本の解脱会から派遣された多くの先生方や米国生まれの開教師の指導の下、解脱教会は成長してきました。増加した会員を収容することのできる広々とした教会が新たに、サクラメントとロサンゼルスに建設されました。加えて、米国解脱教会は、日本解脱会のあり方を採り入れると共に、英語を言語とする若い会員が求めるニーズに合ったかたちに改善されてきています。
米国解脱教会は。その文化的・宗教的・世代的なルーツを大切にしながら、進化を続けています。人生経験においても、世代や文化的背景、そして宗教においてもさまざまに異なっているというふうに、米国解脱教会の会員たちは多様性に満ちています。今日、「調和・一体感・共存共栄」という、会祖・解脱金剛尊者の普遍的なメッセージは、これまでになく重要でリアルな意味をもったものとなっており、米国解脱教会はその要請に応えるべく努力を続けています。